【キャンプ入門】ひとりで。ふたりで。自然の中で《時間(とき)を味わうキャンプ》前編
The autumn camp where time is tasted in the nature.
■キャンプの4つのはじめかた
①デイキャンプでお試し
いきなり野外でひと晩を過ごすのが不安であれば、まずはデイキャンプから始めてみましょう。本番の泊まりキャンプに備えて、揃えた道具の使い方を試し、野外料理の楽しさとおいしさを体験。お弁当持参のピクニックや河原でするバーベキューなどの延長として気軽に実践できるので、初体験にはおすすめの方法です。
②仲間を見つけてお呼ばれ
周囲に、すでにキャンプを楽しんでいる人がいたら、ぜひ一緒に連れていってもらいましょう。不安の多い初キャンプも経験者と一緒なら安心。慣れている人は道具の使い方をはじめ、さまざまな楽しみ方を知っているので、いきなり自分だけで行くよりも充実した時間を過ごすことができます。キャンプテクニックを知ることもできます。
③まずはテントとシュラフだけで
キャンプの最大の醍醐味である「野外で(しかも地面に)寝る」体験は、テントとシュラフがあれば実践できます。いろいろ楽しもうとすると道具を揃えたくなりますが、初体験として野外で寝てみて、テントの居心地のよさや大地の感触を確かめてみるのはいかがでしょう? 無理して一泊せずに、昼寝だけの体験でも十分に楽しめます。
④コテージに泊まる
キャンプ未経験者にとって、いちばん手軽な方法は「コテージ泊」。しかし「泊まるだけ」では、ただの旅行になってしまうので、調理道具だけは持参して野外料理に挑戦することをおすすめします。バーナーや焚火台があれば、調理器具や食器は自宅で使っているものでも十分。まずは自然のなかで過ごす気持ちよさを体験してみましょう。
(中編へ続く)
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監修『LANTERN』編集長 田川 浩徳さん
山と川に囲まれた自然環境で生まれ育ち、現在はキャンプの楽しさを伝えるべく、
キャンプメディア『LANTERN』(https://www.lantern.-camp/)編集長として日々奔走中。キャンプ場でのモットーは「イライラしないこと」。